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妊娠、出産は脳の老化・認知機能を遅らせる?

2022.05.26

Gatewood JDらが、2005年に発表した論文より、ラット(ネズミ)の実験で、出産したことのあるラットと未経産のラットを比較した場合、学習能力や記銘力において、出産経験のあるラットの方が優れているという結果を発表した。組織学的にも出産経験があると、脳の老化や認知症(アルツハイマー病)の指標になるアミロイドの前駆物質が減少していると言われている。以上より妊娠、出産や授乳に伴う育児などが脳の老化の進行を防いでいるかもしれない。
しかし出産した育児を通じて多くの学習することにより芽生える母性が、長期間維持することが脳の活性につながっているという解釈もあるかもしれない。