ご挨拶
また、最新の医療機器と、侵襲の少ない適切な治療法で患者さまのニーズにお答えいたします。
私は世界で初めてこの治療法として、1997年にリンパ浮腫の治療に交感神経ブロックを発表しました。この方法が外来治療にも応用できるように検討し、現在の当クリニックのリンパ浮腫治療(拡大複合理学療法)に結びついていると思います。
婦人科と麻酔科の専門知識を基に、婦人総合診療科として、多くの患者様に恩恵を提供できる様、日々努力しています。
のだレディースクリニックでは、3つの診療方針で患者さまのニーズにお応えいたします。
婦人科の診療は、子宮がん検診、卵巣がん検診、子宮内膜症や子宮筋腫の診断治療、月経困難症・月経前症候群治療、不妊相談・治療、更年期・老年期治療、思春期の月経障害治療、骨粗しょう症の管理、漢方薬指導、膀胱炎や過活動性膀胱治療、避妊(OC、IUD、その他)指導などを提供しています。
産科は、妊娠診断、妊娠初期の診察や妊婦健診を行っています。妊娠経過に問題がなければ、当院と病診連携を持っている産科病院にご紹介するまで責任を持って管理いたします。
同様に里帰り分娩を考えられている方も、問題なければ、ご希望日まで妊娠管理をいたします。また、4D超音波も設置しています。
ペインクリニックとは、痛みの治療です。当クリニックでは、神経ブロック法のほか、低周波レーザー治療器や干渉波電機治療器、波動式マッサージ機などを常備しており、症状に合わせて治療を行います。
リンパ浮腫とは、主の婦人科癌(子宮癌、卵巣癌、乳がんなど)の術後にリンパ流の障害が継続すると発症します。当クリニックでは、弾性ストッキングの着用指導を含めた管理や当クリニックオリジナルの運動療法(YALSE)、用手的リンパドレナージ、腰部交感神経ブロック法を応用したレーザー治療、波動式マッサージ器 等を使用し、拡大複合理学療法でリンパ浮腫の治療を実践しています。
そしてできるだけ早く、患者さま自身が、自立したリンパ浮腫管理ができるようにご指導いたします。
患者様の診療データーは、電子カルテにて管理しております。
診察の際、患者様のカルテは、いつでも確認できるように画面開示しております。
初診時の治療方針、再診時に治療方針を変更する際などは、開示している電子カルテの内容をプリントの上お渡しいたします。
同様に、リンパ浮腫や妊婦健診での受診の際も、受診のたびにその状態の評価と方針についてプリントしてお渡しいたします。
また、検査結果などのデーターも全て、説明した上お渡ししております。
昭和62年3月 | 埼玉医大卒業 |
昭和62年4月 | 札幌医大 麻酔科入局 市立釧路総合病院、市立函館病院、帯広厚生病院、道立小児総合保健センター(コドモックル)にて手術麻酔、救急医療、集中治療室(ICU)、札幌医大ペインクリニック外来病棟に従事 |
平成5年4月 | 札幌医大 産婦人科入局 |
平成7年4月 | 北見赤十字医院 産婦人科副部長 |
平成10年10月 | 国家公務員共済連合会斗南病院 産婦人科医長 |
平成15年4月 | のだレディースクリニック開院 |
平成13、14年 | 厚生労働省リンパ浮腫治療班研究幹事 |